1970-04-16 第63回国会 参議院 社会労働委員会 第13号
制度上のことは言いませんが、しかし、みんな中小企業の人々は、さなきだに大企業との対比、比較の中で、先ほど来、いろいろな議論をしてきたような不利の補正はやらなければならぬというときに、日々の収入も少ない、賃金、手当についても少ない。そういう中から、今度かりに二百円が四百円に、二千円から四千円になったというと、ちょうど倍になったと思うのですが、負担能力というものにかなりぼくは限度があると思うのですよ。
制度上のことは言いませんが、しかし、みんな中小企業の人々は、さなきだに大企業との対比、比較の中で、先ほど来、いろいろな議論をしてきたような不利の補正はやらなければならぬというときに、日々の収入も少ない、賃金、手当についても少ない。そういう中から、今度かりに二百円が四百円に、二千円から四千円になったというと、ちょうど倍になったと思うのですが、負担能力というものにかなりぼくは限度があると思うのですよ。
それに年々災害をこうむりますから、結果的には、農家の人々はさなきだに生活さえどうにもならない、生活することができない、こういう実情は全国至るところに存在しておるものと、私は確信をいたします。
こういう点について裁判に訴えることもできますけれども、なかなか税金の問題は訴えるひまがないし、中小企業者や一般の人々は、さような財力がありませんから泣寝入りになつて、今までつらい税金を納めておる例が非常に多いのであります。
われわれといたしましても参議院において協力して、統計職員の削減につきましては最小限度にとどめるように、また自由党においても心ある人々は、さようなことにおいては国際的な責任ある報告はできないということは感じておられるだろうと思うから、こういう点を極力努力して、責任ある国際的な報告ができるように、権威のあゑ農業の統計報告ができるようにしたいと思うのであります。
尚それと同じ人々はさつき申されました、満洲國の参議の三人の方橋本、井上、高橋という方も同樣であります。外務書記生も我々の收容所を出ましたけれども、これはこちらに帰つておる模樣は見えません。佐官の瀬島、長谷川、松浦とかいうのも我々のところは出たのでございますが、長谷川と瀬島はハバロフスクにおるらしく、松浦はモスクワにおつたという話でございます。